触媒系評価設備

 

粒径分布測定装置

粒径分布測定装置
 
○概要

粒径分布は「どれくらいの大きさの粒子がどれくらいの割合で含まれているか」を表す指標です。これは、粉体・微粒子の挙動・性質を決める最も重要な特性の一つです。

 

○原理

レーザ回折・散乱法によるのもで、分散媒中に懸濁されたサンプル粒子にレーザ光が当てられた時に起こる光の散乱現象を利用しています。分散媒中に懸濁されたサンプル粒子にレーザ光を照射することにより散乱光が生じます。この散乱光が粒子の大きさ、光学的特性(形状・粒子と分散媒の相対屈折率・光の透過性)によって散乱パターンが異なることを利用したものです。散乱光の強度分布を複数の工学検出器で測定し、収集された散乱光情報によって粒度分布に変換され出力されます。

 

比表面積評価装置【BET】

比表面積評価装置【BET】
 
○概要

粒子が細かくなるとその比表面積が増大します。この大きな比表面積が粉体独特の性質を生み出します。比表面積大きな触媒はより排ガスと接触でき、浄化性能が良い。

 

原理

粉体粒子の表面に吸着占有面積のわかったガス分子を吸着させ、その量から試料の比表面積を求めたり、ガス分子の凝縮から細孔分布を測定する方法です。

 

蛍光X線分析装置【X-RF】

蛍光X線分析装置【X-RF】
 
○概要

 ・自動車排ガス触媒成分の定性・定量測定

 ・排ガス触媒が過酷な環境に曝されたことによる有害成分の付着量評価

 

原理:

物質は原子によって構成されており、この物質にX線、電子線、γ線などを照射すると物質から原子特有の波長(エネルギー)のX線(特性X線)が発生する。このなかでX線照射により発生するX線を蛍光X線と呼称する。

この蛍光X線は、元素固有の波長(エネルギー)を持っているので、その波長をしらべることにより元素の定性分析ができる。また、蛍光X線の強度は元素の含有量に比例するので、その強度を測定することにより定量分析ができる。

 

モデルガス評価装置

モデルガス評価装置
 
○概要

 自動車内燃機から排出されるCOTHCNOx等の大気汚染物質を浄化

 する排ガス浄化触媒は、年々強化された排ガス規制をクリアするため、

 排ガス浄化触媒の性能向上が不可欠であり、そのため、排ガス浄化触媒

 の研究・開発には、排ガス浄化触媒性能評価装置が用いられている。

 内燃機関から排出ガスと同様の成分を含む模擬ガスが使用される。触媒

 前後のガス濃度を計測ことによって触媒の性能が評価される。

 

○原理

 内燃機関の排出ガス成分、NOxCO2COO2HCH2O等の内燃

 機関の排出ガスに含まれる各種成分を排出ガスにおける濃度と同様の濃度

 になるように窒素ガスと混合したものを排ガス触媒に供給され、升温中、

 A/FSVにおける排ガス浄化触媒前後ガス濃度変化によって性能評価する

 

X線解析分析装置

X線解析分析装置
 
○概要

X線回折法を利用して物質を非破壊で分析し、大気雰囲気中で測定できる装置

 

○原理

分析器の回転中心に取り付けた試料に、X線を入射させることによって、試料

からX線が回折してき、このX線強度について、試料の回転に対する変化を

測定し物質の定性分析、粒子径、結晶化度、精密X線構造解析などの分析が

できます。縦軸が強度、横軸が回折角度を表します。試料のデータとライブ

ラリのデータを照合することで化合物を調べることができます。

 

誘導結合プラズマ発光分光分析装置【ICP装置】

誘導結合プラズマ発光分光分析装置【ICP装置】
 
○概要

排ガス触媒材料の組成分析や微量元素分析、目的元素を定量

 

○原理

試料溶液を噴霧器で霧状にし、高温のArプラズマに導入し発光させる。

この光を回折格子で分光し、各元素に固有の光の強度を測定する。光の

強度と含有率の関係線から、未知試料中の成分元素の含有率を求める

装置である。

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